こないだまで:賞味期限切れ間近の4年生(♂)が4人

今後:野郎12人体制の完成>挨拶

つう訳で、うちのゼミって来年には消滅するんじゃねーの説はひとまず否定されました。よかったよかったのか? そんなことは知りません。もともと消滅もやむなしって言う感じのスタンスだったのが偶然にも好印象になったのかもしれません。おかげで集まった連中は一癖ありそうな奴らばかりです。
自称引き篭もりとか抜かしてドン引きされてるヤツ。「趣味? ないっす」なツンデレ(いやいや)。典型的なの(なんとなく酷い謂れをしてしまった気がする)。趣味とかキャラが現在の面子の焼き直しとしか思えないようなヤツら。ていうか異口同音? 
とまあそんな連中ですが、少なくとも私よりは理想の高い連中が集まったような気はしています。私はそんな君たちを心から応援していますじょ>ぼーりぼり

>キノの旅
感覚は新しい。けれど乙一ほどの衝撃は無かった。そもそも直接的に比較するのはお門違いだとは思うけど、新しいスタンスを持つ作品という意味では比較する価値はあるとも思ったので言います。
1冊目というスタート地点で考えると(そもそも両者ともに私は1巻目しか読んでいない)私の主観では乙一に軍配が上がります。あまり詳しい事は判らないけれども、ありありと情景が脳裏に浮かび上がってくることに関しては彼の右に出るものは多分いないと思いました。それに設定というか書き方というか(デビュー作に関しては)作品の骨の部分が独創的で素敵。物語の流れが目まぐるしい速度で二転三転し、オチこそ読まれやすいと思いましたが、それ補って余りある程に脳裏に展開される物語との密着感。強く卑近な印象を覚える文章の中にありながら、薄ぼんやりとしていて現実感の希薄な気持ち悪さ=快感。恐ろしいとまで言えるほどの物凄い表現力を持ち合わせている作家です。おすすめ。

対してキノの旅。売りであろう1話1話ごとの世界観は流石に素晴らしい。その中で単純で通常な正義を振りかざすのではなく、主人公であるキノが自分の信念に基づき、かつ偽善ではなく行動している点が非常に好印象。エルメスとの会話などで、ほのぼのとしてしまいそうな作中でも、読み手を一挙に現実に引き戻す「死」という現象を淡々と描いているところにも才能を感じ、同時に何処にでもある「死」によって作品に一本の軸を通せているようにも感じます。なかなかに面白い。
次に批判。まず文章が単調かもしれません。これも1つのスタンスなのかもしれませんが何度か眠くなりました。ていうか入眠開始? それに、最近この言葉を多用しているのですが、全体的にあざとい印象。消費者の嗜好を満たすように書かれている点は私が最も参考にしなければならないところ。それに短く纏める技術も学ぶべきところ。その点で言えば(私にとって)非常に(読む)価値のある作品…の筈。
ええ、どちらの作品も読みますとも(結局積むのか

(=゜ω゜)ノジャ、マタ!!

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