最終兵器彼女を読み終えました。
2006年2月22日 読書 コメント (3)ごめんなさいごめんなさい立ち読みでごめんなさい。
むしろ
こんな忙しいときに
立ち読みしてきてごめんなさい。
よし。許す。
というわけで以下ネタバレ。
あとがきを読む行為を
すっぱりと割愛したため
深くは理解していないし、
何より
速攻で読んだ弊害か。
大体のことしか
把握してませんがね。
星の終末。崩壊。
これがメインテーマでないことだけは
まず間違いない。
本来なら明かすべきその理由を
ほとんど明らかにはせず、
それをなんとなく示唆しているだけであり、
その真の理由を知っているのは
描写されているだけでも
劇中のキャラクターである
シュウジとちせの
二人だけ。
仮にそれを物語の主軸だとしてしまうと、
はっきり言って最終兵器彼女は、
とんでもない駄作になってしまうことだろう。
訴えかけたいことを訴えかけてはいるが、
説得力を想像させてしかいない。
あえて答えを出さない手法も
あるにはあるが、
だとしても、
終末系のお話としてみると、
最終兵器彼女は、
さして目を引くものではない。
もっといってしまえばこれは、
よくある、
ありきたりな
設定なのである。
つまり、最終兵器彼女における
地球の終わりとは、
単なる背景に過ぎない。
ほぼ全の崩壊など
ある事柄の前には
単なる歴史の1ページに過ぎないのである。
それは、
ある普通の高校生が織り成した
普通だった高校生が演じた
身勝手で
迷惑な
ともすれば
悪とまで捉えられてしまいかねない
――恋。
他の何もかもを
切り捨て、
見捨て、
愛し、
やはり知らん顔は出来ず、
それでも
やはり置き去りにする。
それは
全を捨て
一を拾う
決意の結末。
一を拾う決意を固められたのは、
星が終わってくれたおかげ。
星を救う選択肢など
もとより存在してはいなかった。
故に。
全を拾う
なんていうのは
戯言。
不可能、
どうしようもない
酷く出来の悪い
夢物語。
知者なら誰もが理解していた。
誰もが。
救えるものは数少なく、
救いたいものはただ一人。
それは最大級の
それは死すべき
それは害毒。
エゴ。
救えたかもしれない。
少なくとも
自分は救えた。
しかし救わない。
何故か。
そんなのは知らない。
ただ事実は事実。
親は死に、
子も死に、
つまり星は息絶え、
子も道連れになった。
子が親を道連れにした。
そうかもしれない。
どちらにしても、
ただそれだけ。
ただそれだけのこと。
二人は生きている。
それもまた事実。
互いに望んだ。
それもまた事実。
二人は幸福か。
そんなのは
知らない。
知者たる彼らですら、
おそらくは
知らない。
ま、ちせがどうして
最終兵器になったのかっていう
本作最大の謎を紐解かず、
その背景すら明らかにしていないんだから、
そういった設定の全てが、
二人の恋を彩る
綺麗な色、
汚い色になって、
よーするに、
普通の恋愛を
別の趣向で表現するための
特殊な手法だったってことは
想像に難くない。
いや。別に特殊でもないか。
逆境、障壁が
恋愛を語る上で欠かせないのは
昔からおんなじ。
高校生の描写が
凄まじく現実的なのは、
確かに珍しくはあったかな。
うん。けっこー面白かったよ。
最終巻
シュウジが親に
見送られるシーンなんて、
たまらず涙腺緩んじゃいましたね。
1回読んだだけの野郎が。
初見の感想を垂れ流しているだけじゃねえか。
適当でごめんなさい。
終わるです。
むしろ
こんな忙しいときに
立ち読みしてきてごめんなさい。
よし。許す。
というわけで以下ネタバレ。
あとがきを読む行為を
すっぱりと割愛したため
深くは理解していないし、
何より
速攻で読んだ弊害か。
大体のことしか
把握してませんがね。
星の終末。崩壊。
これがメインテーマでないことだけは
まず間違いない。
本来なら明かすべきその理由を
ほとんど明らかにはせず、
それをなんとなく示唆しているだけであり、
その真の理由を知っているのは
描写されているだけでも
劇中のキャラクターである
シュウジとちせの
二人だけ。
仮にそれを物語の主軸だとしてしまうと、
はっきり言って最終兵器彼女は、
とんでもない駄作になってしまうことだろう。
訴えかけたいことを訴えかけてはいるが、
説得力を想像させてしかいない。
あえて答えを出さない手法も
あるにはあるが、
だとしても、
終末系のお話としてみると、
最終兵器彼女は、
さして目を引くものではない。
もっといってしまえばこれは、
よくある、
ありきたりな
設定なのである。
つまり、最終兵器彼女における
地球の終わりとは、
単なる背景に過ぎない。
ほぼ全の崩壊など
ある事柄の前には
単なる歴史の1ページに過ぎないのである。
それは、
ある普通の高校生が織り成した
普通だった高校生が演じた
身勝手で
迷惑な
ともすれば
悪とまで捉えられてしまいかねない
――恋。
他の何もかもを
切り捨て、
見捨て、
愛し、
やはり知らん顔は出来ず、
それでも
やはり置き去りにする。
それは
全を捨て
一を拾う
決意の結末。
一を拾う決意を固められたのは、
星が終わってくれたおかげ。
星を救う選択肢など
もとより存在してはいなかった。
故に。
全を拾う
なんていうのは
戯言。
不可能、
どうしようもない
酷く出来の悪い
夢物語。
知者なら誰もが理解していた。
誰もが。
救えるものは数少なく、
救いたいものはただ一人。
それは最大級の
それは死すべき
それは害毒。
エゴ。
救えたかもしれない。
少なくとも
自分は救えた。
しかし救わない。
何故か。
そんなのは知らない。
ただ事実は事実。
親は死に、
子も死に、
つまり星は息絶え、
子も道連れになった。
子が親を道連れにした。
そうかもしれない。
どちらにしても、
ただそれだけ。
ただそれだけのこと。
二人は生きている。
それもまた事実。
互いに望んだ。
それもまた事実。
二人は幸福か。
そんなのは
知らない。
知者たる彼らですら、
おそらくは
知らない。
ま、ちせがどうして
最終兵器になったのかっていう
本作最大の謎を紐解かず、
その背景すら明らかにしていないんだから、
そういった設定の全てが、
二人の恋を彩る
綺麗な色、
汚い色になって、
よーするに、
普通の恋愛を
別の趣向で表現するための
特殊な手法だったってことは
想像に難くない。
いや。別に特殊でもないか。
逆境、障壁が
恋愛を語る上で欠かせないのは
昔からおんなじ。
高校生の描写が
凄まじく現実的なのは、
確かに珍しくはあったかな。
うん。けっこー面白かったよ。
最終巻
シュウジが親に
見送られるシーンなんて、
たまらず涙腺緩んじゃいましたね。
1回読んだだけの野郎が。
初見の感想を垂れ流しているだけじゃねえか。
適当でごめんなさい。
終わるです。
コメント
最彼なけますよね。
ちせが最終兵器になった理由はDVDのみのanother love songを見ればわかります
ネタバレですが、理由は
ちせの体が最終兵器にたまたま適していて
たまたま目の前を歩いていたかららしいです。
拉致ですねw
最終兵器彼女Another love songは
ちせ視点から見たってストーリーでおもしろいので
もし、興味があればTSUTAYAなどでレンタルしてどうぞ♪
よ、世の中には知らないほうが幸せなことも…。
(つ´∀`)つ
そのときの絵が
シリアス拉致なのか、
それともギャグっぽい拉致なのかは
けっこう気になるところではありますね。
ただ、
今の終わり方に
おおむね満足してしまっているんで。
それらの裏事情は
あくまで裏事情として
今のところは
近場の闇に葬っておきたいと思います。
いつでも取り出せるようにはしておきますよ〜。
(´-`).。oO(それにしても…設定が直球過ぎて、むしろ潔い。それもまた魅力か…)
コメントありがとうございました〜。
アニメでは町を歩いてるシーンのみなので、具体的な絵はないですね。
俺も漫画の終わり方は満足です。
何度も何度も読んでこそ味のある漫画なんで
大切に読んであげてくださいね。
では