2006年6月18日 Fiction
あなたの声を探して
あの子はユメを潜ります

手を伸ばしても届かなかった憧れ
足を踏み入れる必定
歪んだ帳はあらゆる境目を曖昧にしました

こうするほかない
大人びた科白は誰に宛てたもの

あの子のシセンがコトバがスベテが
空虚な手触りに
いつしか染められていた

あたしはあたしが思うアタシ以外の誰からも気取られない
静かに静かに
発狂していたのよ

どちらが変わったかなんて
もうどうだっていいの
帰ってこないあなたには

返してなんて言わない
帰してなんて言わせない
関係も無い!

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