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2009年10月4日 Fiction
空白と空白の間に生じる、雑種のノイズをつなぐ空白と空白に、また少し短めの空白と、そして空白をつがう、たどたどしい会話が続く。男の声がふくらむ。女の声がはずむ。空白を僕はたどる。

とうとう視界がクリアになりはじめる。立ち上がり、惑う堅い煙を、避ける、そんな彼の足音を、聴いた。

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